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エクストラバージンと表記のあるオリーブオイルのほとんどがIOCの基準値外という真実。
この事実を聞いてどうだろうか?
巷では確かに、「エクストラバージンオリーブオイル」と表記されたオリーブオイルの値段の差がとても大きい。しかし同じようにエクストラバージンと書いてある…。
実は、日本はIOCに加盟していない事実
国際オリンピック委員会ではない。このIOCは「国際オリーブ協会」のことであり、オリーブオイルのグレードの区別における国際基準を定めているのです。
しかし、日本はこの国際オリーブ協会(IOC)に加盟していない為、国内で販売されているオリーブオイルは、この国際基準に達していないものばかりである。
ちなみに、スペインは、オリーブオイルの輸出国で有名ですね。このスペインのエクストラバージのリーブオイルの1/3がIOCの基準に達していないのです。しかし表記はもちろん、、エクストラバージンオリーブオイルと表記されている。
つまり、しっかり見定めないと、本来の健康効果を期待できないオリーブオイルを摂取していることになる。
エクストラバージンだから良いという訳ではないのだ。
エクストラバージンオリーブオイルの30%は偽物!
ハッキリ申し上げますと、日本で市販されているエクストラバージンオリーブオイルの約3割は表記はそうであっても、「偽証」である。
先述した通り、日本はIOCに加盟していないためである。
では、日本はなにで品質管理を規定しているのか?
そう。JAS法である。つまり、IOCの国際基準と日本のJAS法の基準が違い、日本の基準のほうが緩いからこのような事実が起きているのである。
エクストラバージンとは酸度0.8%以下が国際基準
さて、日本は?
日本農林規格(JAS法)では、「酸度が2%未満であること」で、エクストラバージンとピュアオリーブの2表記分類となる。本来、厳しい様々な基準をクリアした最高品質のオリーブオイルがエクストラバージンと名称を付けてよいとなっているのです。
しかし、JAS規格の基準が酸度2%未満の為、日本のエクストラバージンオリーブオイルは基準にあっていないということになる。
IOCが定めるオリーブオイルの分類
IOCの国際基準では、大きく3つのオイルに分けられる。
その中でもバージンオリーブオイルは、化学分析と官能検査によって基準のもとさらに食用に適している上記3つと、そうでないもの1つ(ランパンテバージンオリーブオイル)の合計4つに分けられる。
その中でも最高品質なのが勿論「エクストラバージンオリーブオイル」となる。
本物のオリーブオイルはどうやって見分ければいいの?
購入するときのチェックポイントを紹介しておきます。
■オリーブオイルを選ぶポイント■
- 遮光瓶に入っているもの。
オリーブオイルは紫外線の影響を受けやすいため。 - オーガニック認証を受けているもの
化学肥料や農薬を使用せずに栽培したオリーブを使っている証明 - 酸度が0.8%以下のもの!!
酸度が0.8%よりたかいものはエクストラバージンではない! - 瓶詰された日付が記載されているもの
参加が進むので、瓶詰された日付の新しいものを選ぶ - 1ml=3円以上するもの
価格を目安にすれば、間違いにくい - 1~2ヵ月で使いきれるサイズのもの
開封後、酸化が進むため。 - 低温圧搾(コールドプレス)製法でつくられたもの
30度以上の熱を加えていない証明 - 自社生産、自社瓶詰されているもの
オリーブの産地と瓶詰された場所が同じであること。
IGP(地理的表示保護)、DOP(原産地名称保護)がある。
参考資料:危ない油と健康になるオイル 選ぶポイント
エクストラバージンという表記だけに騙されないで、しっかりと本物を見分けられる正しい知識をもちたいですね。
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